Ghost Trick(ゴーストトリック)(iOS版)の感想とか
[03/25, 2019] |
朝食のコーンフレークを入れようと思いキッチンにいったら歯を磨き始めてました。やばいです。こんにちはトモです。
最近友人に勧められて、ゴーストトリックをプレイしました。
主人公の魂を操って、誰かを助けたり謎を解いていくアクション脱出ゲームみたいなゲームです。
ストーリーが本当に面白くて、どんどん先が見たくなってががっといっきにプレイしました。
気になった操作感や安定性について
本作はDSのソフトだったはずで、iPhoneへの移植版をプレイしました。
移植版なので、少し気になった点がありました。
iPhoneXなどのホームボタンがない端末だとちょっと辛い?
トリツクボタンや、アヤツルボタンがホームバーに近すぎて、誤動作を頻繁にしていたのでタイミングを合わせて取り付いたりするのが一苦労でした。
ホームバーにふれてしまうと、ゲームが中断されてしまったり固まってしまったりします。
また、ホームバーに触れてなくても固まってしまうことがあるので、「あれ今ふれたっけ???」と混乱してしまいました。
たまに画面が真っ白になったりフリーズしたりする
長時間プレイのせいなのか、たまに画面が真っ白のまま音楽が流れ場面が進んでしまったり、フリーズしてしまうことがありました。
アクション要素のある脱出ゲーム
このゲームの面白いところは、ただの脱出ゲームのようにあちこち調べてポチるだけのゲームではなく、調べた結果物が動いたりして、特定のタイミングだけ新しい道が切り開けたりするところです。
例えば、ゴミ箱の蓋をぱかっと開けて、蓋が開き切る前に蓋の上にあったボールに乗り移ったりするといった具合です。
なので、一見物語が進展しているよう見えても、実はその先の道がタイミング的に閉ざされていたりすることがあり気を抜けません。
もちろん、特定のタイミングに戻ってなんども、試せるので徐々に謎は解け道が見えてきます。
すごく面白いのですが、自分はiPhoneXでプレイしたので先に述べたボタンの押しにくさが、すこしネックになりました。
ポメラニアンのミサイルが個人的なお気に入り
第一印象で、ゲームのデザインのテイストが嫌いじゃないけど自分で選んでやるゲームではないなーというのが正直な印象でした。
でも、やっていくうちにだんだんと好きになって行きました。
で、個人的にはストーリーの途中から出てくる、犬のミサイルが可愛くて好きです。
まっすぐなおとぼけが、さらに可愛さを加速させています。
しかも意外と重要な役割を担っていたりもしました。
これを書いている途中に、作者のインタビュー検索して読んだのですが、ミサイルはシナリオを書いた方の愛犬がベースになってるようですねw
音楽もかっこいい
音楽や効果音も、全体的に好きなテイストでした。
エレキギターのリフみたいな刻みの多い曲もあり、ドンピシャで好きな曲もありました。
一部効果音が、クロノ・トリガーに似てるなーって思うやつがありました。
(なにか発見した時の効果音かな??)
単純にクロノ・トリガーファンなので、「おっ!」て思ってしまいましたw
ストーリーの感想
隕石によって生まれた時間の輪
ストーリーではだいぶ後半にわかってくるのですが、ゴーストトリックのストーリーのキモは、10年前に特殊な放射能を帯びた隕石の落下によって引き起こされています。
隕石によって時間軸が変わるっていうのは、よくあるストーリーなのですよね。
クロノ・トリガーや「きみの名は」も隕石系です。
クロノ・トリガーよりも古い作品だと何があるのでしょうか???
最初に隕石が出てきた時は、正直ちょっぴりがっかりしましたが、製作者はクロノ・トリガーの影響を受けてるのかなーなんて勝手に妄想して楽しんでいましたw
たぶん、違いますけどw
時間を遡る系のストーリーは、世界線が無限に広がり結構何でも有りになってしまいます。
でも、矛盾なくだらけることなく進むストーリーは本当に面白かったです。
なので、隕石は違う要素にしてほしかったな〜。
本作において、隕石にがっかりしてしまうのは、なんかトランプのジョーカーっぽい感じがしてしまうからなんですよね。
しかも、ストーリーと世界観に矛盾なく完成度が高いため、隕石の墜落の衝撃がなんか弱くなーとか変なところに目がいってしまいました、、、
時間を遡る系だがうまくまとまっている
本作の時間の輪っかは3つ(たぶん)あります
- 一番最初、10年前に隕石が最初に落ちて、赤いスーツの男(ヨミエル)が孤独の死者となり、ポメラニアンのミサイルがヨミエルに殺され時間を遡る力を得て10年間、ご主人様を救うために奮闘する <ー1周目
- 10年たち、1周目の世界で主人公シセルが死に魂になり、協力を求められるが断られる。そしてもう一度過去に戻る <ー2周目
- そして更にまた10年経ち、主人公が死んで記憶を取り戻し、未来を変える <ーここがゲームの内容
- 未来が変わりクネリだったミサイルの過去は消え、シセルは不老不死の体になった?? <ークリア後の話
だと思うんです。
この物語の本当の始まりは隕石ではなく、ミサイルの諦めない心を起点としているんですよね。
クロノでいう
- 隕石=ラヴォス
- 星=クネリ(ミサイル)
- クロノたち=シセルたち
みたいな感じでしょうか。
ミサイル本当特別ですねw
最後の最後まで新しい発見をくれるストーリー
本作の主人公は、撃たれて死んでしまい魂になって、自分が誰なのかなんで殺されたのかを探るため、自分の記憶を探すところから始まります。
このゲームを進められた時に、「最後にどんでん返しがある系のゲーム」と言われてプレイしたので、少し斜に構えて主人公は本当は誰なのかを常に勘ぐってプレイしていましたw
なので、シセルが猫だったことは、なんとなく途中でわかりました。
ただ、一番最初に出会うクネリが、この物語の最初の時間軸の輪で死んでしまったミサイルだということはわかりませんでした。
これ多分、ノーヒントですよね??
個人的には、、、
個人的には、ヨミエルが過去の自分を操ってリンネを助けて、自己犠牲の中で新しい未来が始まるっていう終わりも感動的かなーって思いました。
でも、全体的に主人公の謎が解けそうで、最後のギリギリまで解けないバランスは本当に素晴らしかったと思います。