CocoaPodsをやめるときの手順
[11/06, 2024] |
こんにちは、トモです。Xcode16を機にCocoapodsをちょっとずつ切り離したいと思い、とあるプロジェクト1つが切り離せたのでメモとしてやること(自分用)を残しておきます。
1:Podに変わるSPM対応のライブラリなどの用意
当たり前ですが、PodがSMP移行している or 大体のSPM対応のライブラリがある必要があります。
2:プロジェクトからPodの切り離し
pod deintegrate
このコマンドで、 プロジェクトからPodが切り離されます。
Podフォルダ(Podsの入ったフォルダ)は自動で消してくれました。
Podfile, Podfile.lock, XXXX.xcworkspaceは残ってました。
最悪、Podfileさえあれば、pod initで復元できるので、「Podfile.lock, XXXX.xcworkspace」は即消しでいいと思います。
PodfileはSPMのリストを読み込んで無事ビルドが通ってから消すのでも遅くないと思います。
3:パッケージをプロジェクトに入れる
通常は、Xcodeから
Files > Add Package Dependencies...
をしてパッケージを追加していきます。
が、自分は自作のライブラリ20個以上をインポートしていたりするのでローカルにSMPList(名前はなんでもいい)というローカルのパッケージを作ってそのPackage.swiftに依存関係を書くようにしています。
SPMListの中身が空っぽだと怒られるので、
struct SPMList {}
という空っぽのオブジェクトが仕込まれています笑
パッケージを全て読み込んだら、ビルドできるか確認する。
4:XXX-Bridging-Header.hの削除
古のライブラリのためにXXX-Bridging-Header.hを使用していたので、ファイルの削除とBuild Settingsから削除します。
Build Settings > Objective-C Bridging Header
の中身を消す。
3で無事ビルドできているはずなのでここは迷わず削除でOKでしょう。