XcodeでiPhoneの実機デバッグがすごく遅い時
[04/25, 2024] |
こんにちはトモです。ios15ぐらいにアップデートしてから、xcodeに有線で繋いでデバッグをしていても、起動や起動後しばらくすごくもっさりしてたのですが、最近回避方法を見つけたのでメモしておきます。
現状を整理
症状
- Xcodeで実機デバッグすると、起動や挙動がすごく遅い
- 最初の1−2分が遅く、内部の処理?が済むとある程度普通の速度になる
- どれくらい遅いかと言うと、ボタンを押してNavigationViewControllerでpushして次の画面に行くのに数秒から10秒以上かかることもある
- iPhone14 Proなど比較的新しい端末でもこの速度
- 動作がもっさりしている時はコンソールに通常よりも多くのログが出ている気がする
症状の出るiPhoneについて
- iOS15以上で発生している。(ios14の検証用端末では発生していないので)
- xcodeにワイヤレス接続する設定をOnにしたことがある
回避方法(ワークアラウンド)
端的に結論を言うと、機内モードなどでワイヤレス接続強制解除してからデバッグをするとほぼ昔と同じようなサクサク感じになりました。
しかし、XcodeのDevice And Simulatorで端末を表示してみると、「connect via network」のチェックが外せない(disable)になっていて解除できません。
ネットで検索してみても、最近のXcodeでは解除できないようだ?
以下の方法で回避方法が散見された。
- Xcode接続前にwifi/bluetoothをoffにする
- もしくは機内モードにしておく
- Xcode接続時にネットワークがないと有線接続を最優先してくれるようだ
自分でも試した感じ
- 有線接続後に機内モードにしても速度が改善された
- 1度機内モードにして、再度機内モードを解除すれば速度は改善されたままのようだ
一手間はかかっていしまいますが、一旦この方法で快適にデバッグできるようになったのでめでたしめでたし😅